内外価格差はさらに拡大し、輸出を狙う企業も出始めている

最近、内外価格差は徐々に拡大しており、中国の鉄鋼輸出は価格競争力を取り戻している。現在、中国の主流製鉄所のホットコイル相場は1トン当たり810~820米ドル程度で、前週比50米ドル下落しており、実際の取引は1トン当たり800米ドルを下回っている。国内貿易の低迷が続く中、一部の企業は輸出に注力し始めているが、一定の規制があり、また海外需要の低迷も重なり、実際の輸出受注は目立った増加には至っていない。長尺品に関しては、中国の鉄筋価格も大幅に下落しているものの、現在の相場では依然として価格優位性がなく、国内と海外の価格差は20ドル/トン以上ある。


投稿時間: 2021 年 11 月 11 日